ストイックにバスと向き合う赤松健。
もちろんアイテム選びにも強いこだわりを持っている。
そんな赤松のスタイルとは切り離せない必須アイテム、『偏光グラス』が今回のテーマ。
一昨年、偏光グラスのトップブランド「ZEQUE」(ゼクー)とコラボモデルをプロデュースしたことからもその想いの強さをうかがうことができる。

【キッカケはバス釣り……ではなかった!?】
赤松が偏光グラスに出会ったのは学生のころ。
エギングに行ったときだった。
「先輩に偏光グラスを借りて、こんなんズルい! って思いました。深みのイカも見えまくる、海藻も岩もベイトも…アプローチの精度がめちゃくちゃ高くなりました」


何より、“見えること”が楽しかったという。
「もちろんバス釣りにも持って行って感動しました。今ではなくてはならないアイテムですね」
特にサイトフィッシングではバスを目視できることが重要だったのでその効果を改めて実感。
「発見、観察、仮説、検証、捕獲。このプロセスこそ、サイトフィッシングの醍醐味。ターゲットが見えると狩猟本能がめちゃくちゃ刺激される。自分にしか見つけてない魚となればなおさらですよね」
そのプロセスをもっと高精度にするため、偏光グラスへのこだわりも強くなっていったのだ。
【使い続けて見えたこと】
赤松は現在にいたるまで、多数の偏光グラスを使ってきた。
価格もメーカーも関係なく気になったものは買って使って体感する。
その中で、赤松が偏光グラスに求める絶対条件が2つあるという。
“よく見えること”
“見続けられること”
水中がよく見えることはもちろん、長時間かけ続けていられる快適性。
意外だったのが、高価格の偏光グラスが必ずしもいいとは限らないことだった。
「一瞬なら80点以上に感じる偏光レンズも多いですが、実釣時間となるとハッキリ差が出てきます。極端に言うと、頭や目の奥が痛くなるモノと、掛けていることを忘れるようなノンストレスなモノがあるんです」

フレームが合うか合わないかは、第一印象で大体わかる。
やっかいなのが偏光レンズの“歪み”(※)だった。
※)一般的に偏光レンズは素材の性質やフレームにはめ込む過程で“歪み”が生じることがある。この“歪”みが偏光グラスを着用していると起こる眼精疲労や頭痛の原因とされている。
高価格の偏光グラスでもこの歪みは起こりうる。
「目が疲れて、偏光を外して、”ふぅ〜”と一息……その瞬間にデカバスが現れて、キャストする間もなく、どこかに消えていった……。なんて絶対イヤじゃないですか。デカバスをサイトで釣るといっても、そのキッカケは水中からの小さなヒントに気づけて、チャンスをつかめるかどうかなので」
“1日ずっと快適に使いたい”
そんな赤松が現在の相棒として、惚れ込んだのが「ZEQUE」の偏光グラス。
選択した一番の理由は“歪み”を排除する卓越した技術力にある。
「ZEQUEで組まれた偏光グラスは、職人さんが徹底して歪みを取り除く作業をしているからか、とにかく楽なんです」
これにより1日中魚を観察し続ける、ワンチャンスを逃さずに釣りが組み立てられるようになったという。
「いまや欠かすことのできないギア」
その赤松の言葉には絶対なる信頼感をうかがうことができる。
【新たなるコラボモデルに期待】
赤松が現在愛用しているのが「ZEQUE」の『SHADE(シェイド)』。
「前から気になっていてリリース後即座に購入しました。ちょっと使ってみて、コレは必需品だと、スペアでまったく同じモノをもう1個購入したほどです」

レンズカラーのセッティングは赤松セレクト。
よく見えるうえ、違和感も覚えない。
なによりフレームの使用感があまりにもいいので、赤松は「ZEQUE」へコラボレーションを打診したほど。
これに「ZEQUE」が応えてくれる形で『SHADE』をベースにしたコラボレーションモデルが実現することに。

もちろん高性能偏光レンズを搭載。
しかもレンズカラーは赤松セッティングの厳選2色をラインナップ。
「今、自分が思う”ズルい”セッティングをシンプルにかっこいいデザインでお届けしたいという想いが形になりました」
赤松健が「現在のベスト」と自信を持つ、新たなるコラボレーションモデル、これは期待せずにいられない。

