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長い? いや、これぞ“黄金比” 赤松健がたどり着いた「7.8ft」という答え

【なぜ7.8ft?】

『Lycoris(リコリス)』
全6機種中3本が「7.8ft」である。

・LRC-78H
・LRC-78M
・LRC-78MH+S

バスロッドとしては、一般的にロングレングス、長竿とされる「7.8ft」

偶然か。
それとも明確な意図があるのか。

その答えを探るべく、プロデューサー・赤松健に話を聞いた。


【景色が変わる感覚】

「ロッドが7.8ftを超えたあたりから、フィールドの景色が変わります。簡単に言えば、狙えるポイントが増えるんです」

赤松はそう断言する。

「そして、長竿を使ったことのない人が、長竿に持つイメージとは違う景色が見えてきます。実際に体験しないとなかなかわからないものなんです

一般的とされる7ft前後のロッドを使っていたときには考えもしなかったコース。
諦めていたスポット。

それらが、レングスを長くした瞬間に突如として“攻略対象”として浮かび上がるという。

短めのロッドでは、どうしても

「あのコースは通せない」
「あの距離では操作しきれない」

という“諦め”が生まれる。

しかし、ロングロッドを手にすると、それまで見えていなかった景色が見えてくる。

「あそこも狙える!」
「ここも通せる!」

そう感じる場面が一気に増え、釣りの選択肢が急増するのだ。

「逆に、長竿だけを使っていてもこれはわからないんです。長竿に慣れたあと、昔使っていた短い竿を握ると明確に感じます。“あれ!? ここも投げられない。このコースも通せない。ラインが擦れた状態でアプローチしないといけない…”って」

年々厳しさを増していくフィールド。

その最前線に立ち続けている赤松だからこそ、“選択肢の多さ”の重要性を深く実感している。

見えなかったものが見える。

それだけで、釣りは大きく変わるのだ。

そして、その変化を実感・実現させてくれるのが、赤松にとって「7.8ft」なのである。

3本が7.8ftになったのは、偶然ではない。

必然だったのだ。


【7.8ftという黄金比】

もっとロングレングスの可能性はなかったのか?

赤松は7.8ftを「今の自分にとっての黄金比」と表現する。

それは、赤松自身が長年ロングロッドを使い込み、積み重ねてきた経験によるものだ。

「これまでいろんなレングスを使ってきました。MAXで10ft超も使いました。でも、バス釣りにおいて重要な“操作性”まで含めて考えると、9ft半くらいまでがよかったんです。もちろんケースバイケースですが、“操作性”と“長竿のメリット”、そしてバス釣りで多用するロッドワークの“量”まで含めて考えると、パワー系ベイトロッドには7.8ft前後が黄金比と感じています」

またこのレングスが手に馴染むと、長竿の投げ心地、掛け心地のよさといった言葉では表せない、気持ちいい世界があるという。

これはメリットとはまた違う感覚である。

「だから7.8ftにこだわってしまうのだと思います」

変わり続けるフィールドに、今なお向き合い続ける赤松。

その経験と感覚が導き出した黄金比。

見える景色が変われば、釣りは変わる。

赤松がたどり着いた「7.8ft」という黄金比。

その答えを、ぜひフィールドで体験してほしい。

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