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村上が没頭しちゃう“名もなき釣り”は現在のところ『エクスラ』になりました 

ロケのため島根県浜田市へ前入り。

翌日は早朝からショアジギング。

まだ昼過ぎで外は明るい。

ということで恒例の”釣行前釣行”へ。

夕方までの短時間だが、フィールドは日本海なので魚種は豊富のハズ。

なにを釣るのか?

翌日のためショアジギングでウォーミングアップ?

それともロックフィッシュ?

村上が取り出したのは超ライトタックルだった。

ロッドは見たことのないものだった。

長さやカラーは『碧レベリング2』っぽいがこれは試作ライトゲームロッドとのこと。

ラインはPE0.15号、フロロカーボンリーダー0.6号、その先にフロロカーボンリーダー0.4号

細い!

リーダーの先にジグヘッド『レベリングヘッド早掛』1.25g。

フックサイズは超小鈎の「#14」。

これに『スパテラ』1インチをセット。

小さい!

指と比較してこのサイズ。海太郎史上最小!

そう、以前ご紹介した”村上が没頭しちゃう名もなき釣り”である。

ざっくり言うと、「ライトゲームでアタるけれど掛からない魚を釣るための釣り」

一応「ザコング」と呼んでみたものの、”なんかしっくりこない”とのことで呼称付けは振り出しに。

でもいい加減、なんか名前をつけたほうが…ということで、「エクストラライトゲーム」略して「エクスラ」と呼ぶことに。

そんなエクスラが今回はどんな魚を引き出してくれるのだろうか?

【そんなに釣れる魚でしたっけ?】

まずは広々とした岸壁へ。

足元から水深がある場所で沖はもっと深そう。

周囲にはアオリイカエギング、サビキ釣り、投げ釣りを楽しむ人でにぎわっていたが、釣れている様子は感じられない。

季節は秋、陸はウエアを1枚はおっても過ごしやすい気温だが、海の中はそうでもないのかもしれない。

ウォーミングアップがてらファーストキャスト。

いきなり表層でバイト。

掛からなかったので再度キャスト。

今度はヒット。

上がってきたのはダツだった。

サヨリかと思ったサイズのダツ
ヒットすると海面をジャンプする。小さいシイラのようだった

これが連発。

浅いレンジにはダツしかいないのか?

というか、ダツってジグヘッドリグでこんなに釣れる魚だったろうか?

のっけから「エクスラ」らしさ全開です。

村上はできるだけ遠投してボトムを狙ってみるとのこと。

するとボトムからちょっと上でひったくられるバイト。

30cmくらいの青物なのか、根魚だろうか?

リールのドラグをうならせてラインを引き出す。

村上は絶妙な”いなしファイト”で粘ったが、これは惜しくもフックアウト。

というか、このタックルセッティングだと30cm以上の魚との真っ向勝負は難しい。

そもそも目的は通常のライトゲームで釣れない魚を釣るなのだ。

このままここで粘ってもよさそうだが、せっかくの日本海。ほかも回ろうと移動することに。

【なにかが反応するエクスラ】

やってきたのは川幅は約100mで水深も浅そうな河口域。

ハゼがいるかも? と狙ってみると、食ってきたのはシーバス。

といっても10cm程度の小型。

とにかくアタリがあるのがこの釣りのすごいところ

なにかが反応してくれる、それが「エクスラ」といってもいいかもなアグレッシブな食い方だった。

でもって、このサイズがポンポンとおもしろいように釣れる。

おそるベし「エクスラ」。

しばし小シーバスとたわむれ、ここでの本命? ハゼも真剣に狙ってみたがどうも川の底質がハゼいは合っていないのか、出会えなかった。

それにしてもそんなシーバスが釣れるところはじめて見たかもです。

【結果1人、楽しそう】

次がラストとやってきたのはまたも広々とした岸壁。

ここも足元から水深があり、沖は深そう。

周囲にはサビキ釣りを楽しんでいる人が多いが、釣れている様子が感じられない。

今日は釣れない日なのだろうか?

だが、関係ない感じでエクスラには反応がある。

小型マダイ、小型フエフキダイが次々とヒット。

小型フエフキにいたっては”パターンが見えた”と連発に持ち込んでいた。

ほかの魚はいないのかと小規模移動しているとヒットしてきたのが25cmくらいのアコウ。

10cm前後の魚に目が慣れていたせいか、やたらと大きく見える。

釣りにおいて「小」は可能性を広げてくれる要素

というか、「こんな大きな魚が釣れるんだ」とすごく幸せな気分が味わえた。

アコウを狙っていたらこのサイズだと「ちょっと小ぶり」のはずなのに不思議なものである。

こうして日暮れ前まで楽しんで納竿。

そういえば、村上は1人ずっとロッドを曲げ続けていたような…。

「エクスラ」ってひょっとしたらエサにも勝てる釣りなんじゃなかろうか。

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