ブランドの象徴、ついに完全フルモデルチェンジ
類稀なる高感度でユーザーに高い評価を受けてきたスローピッチジギングロッド『プロパゲート BLX』が2025年、ついにフルモデルチェンジして登場となる。
監修は初代の『BLX』から携わり続けている、&beatプロスタッフ・大橋正義。
どの部分がどう進化したのか?
その詳細に迫ってみよう。
【POINT 1】ブランクスを一新。軽快操作と粘り強さを両立
「従来のモデルはプロパゲート(伝えるの意)の名にあるように、伝達感度を追求した設計でした。ジグにかかる潮の抵抗、変化、魚のバイトなどさまざま情報をつぶさに拾いとることが可能でした。しかし感度を追求したため、その真価を遺憾なく引き出すには扱いに慣れが必要で、無理な使い方や負荷のかけかたをすると折れてしまいやすいという側面もありました。この問題を素材と製法の進化が解決してくれました」


目指したのはプロパゲートの最大の特長である“高感度”を損なうことなく、“使いやすさ”を飛躍的に高めること。
大橋は理想とするブランクスを目指して試作を開始。
幾度もテストを繰り返して下記の課題をクリアした。
- 負荷に応じて素直に曲がるしなやかさ
- シャキッと立ち上がる反発力
- 高弾性の“感度”を維持したまま“粘り”を大きく向上
- 破断リスクを大幅に軽減

つまり、ジグを思い通りに動かせるパワーと軽快な操作感、そのジグにかかる負荷を拾い取る感度、そしてヒット後の突発的な走りにも追従する粘りを実現したのである。
端的に言うと、前モデルが「攻めの操作性」ならNEWモデルは「攻めの操作性 × 守りの耐久性」である。
この両立こそ、フルモデルチェンジにおける最大の進化といえる。
【POINT 2】ガイドバランスをミリ単位で再構築

新ブランクスに合わせ、大橋はガイドセッティングも全面見直しを図った。
どんなにいいブランクスでもガイドバランス次第でその性能が大きく変わってしまうからだ。
大橋が求めたのは“ブランクスのパワーと曲がりを最大限活かす最適バランス”を導き出すこと。
ミリ単位で調整した試作をフィールドで幾度もテスト、再調整を繰り返してついに最適解へ辿り着いた。

【POINT 3】グリップ設計を変更。握りやすさと感度向上
前モデルと比較して、リールシートの下部を若干ショート化。
これにより、パーミングしてもしっかり握り込めるので、手首の可動域が広がり、操作時のブレを減少。
ブレないことでロッドから手元へ伝わる振動量を増やすことができる。
ショート化で軽量になり、これまで以上の繊細なバイト、わずかな潮の変化をも捉えることができるように。
また、握りやすさ、軽さは長時間使用してもストレスなく集中力維持も実現する。
まさに「手にすれば違いがわかる」進化である。


『NEW プロパゲート BLX』は、&beatの理念「自由、その先へ」を体現する一本
思うままにジグを操ることができ、微かな変化やアタリを拾い、魚の走りにも追従して曲がる。
ジグ操作からファイトまで一貫してストレスが少なく、アングラーに“攻める自由”を与えるロッド。
新生『NEW プロパゲート BLX』は、まさに 「自由、その先へ」 を具現化した新次元のスロージギングロッドである。

※)『NEW プロパゲート BLX』は「オンラインショップ」限定販売製品です。
販売は2025年12月24日(水)12時より開始となります。
