■スピニング×ベイトで攻略するS.L.J


イサキ、マダイ、根魚など多彩なターゲットが狙える
「S.L.J(スーパーライトジギング)」。
釣り場や潮、ベイトによってヒットパターンが大きく変わるため、
タックルの使い分けが釣果に直結する釣りといえます。
&beatプロスタッフ・大橋正義は、状況に応じてスピニングとベイトを的確に使い分け、効率よく魚を引き出しています。
ここでは、その実戦的なスタイルを紹介していきます。
■スピニングとベイト 使い分けの基本
大橋の基準をシンプルに分けると、
水深50m以内=スピニング
水深50m以上=ベイト
ただしこれは単なる水深の違いではなく、
ラインコントロールと釣りの展開の違いによるものです。
■スピニングタックルが活きる場面

水深50mまでの浅場で主に使用するのがスピニングタックル。
▼こんな状況で投入
・ジグをキャストして広範囲を探りたいとき
・ボイルが起こった場合に狙い撃つため
・フォールスピードを速くしたいとき
・ドテラで潮上へジグを送り込みたいとき

▼スピニングの強み
最大の武器は、
「ライン放出のしやすさ」と「飛距離」。
たとえば無風・無潮で船が流れない状況では、
自らキャストして探ることで釣果が大きく変わります。
また、スピニングリールはライン放出がスムーズなので、
同じウエイトでもベイトリールに比べるとジグのフォールスピードが速く、すばやく着底させることができ、スピードフォールで食わせる展開にも強いのが特徴。
ドテラ時に潮上へ送り込む操作もスムーズに行えます。

■ベイトタックルが活きる場面

水深50m以上、または潮流の影響が強い状況ではベイトタックルの出番。
▼こんな状況で投入
・船が流れるとき
・フォールスピードをコントロールしたいとき

▼ベイトの強み
ベイトタックルはサミングによって、
ライン放出を自在にコントロールできるのが最大の特徴。
・フォールスピードの微調整
・フォールのバイトを感知しやすい
・着底の把握
・即座の巻き出し
これらを高精度で行えるため、
深場でもテンポよく“落として誘う”動作を繰り返せるのが強みです。
さらにドテラ流しでは、
ジグの投入位置と船の位置が離れていくことでラインに角度が付きます。
ラインに角度が付くと、ジグのアクションにも横の動きが加わります。
結果として
・広範囲をサーチ
・横方向のアクションをジグに付与
が可能になり、ヒットにつながるケースも多くなります。

■2タックルで駆使する必携ジグ3種
大橋がS.L.Jで軸としているのがこの3モデル。

・『ベビージグレイ』45〜65g
・『ポットベリー』75g(最大200gまで用意)
・『カエリ』40〜80g(最大210gまで用意)
それぞれアクションと役割が異なり、
・『ベビージグレイ』:ボトム〜中層をワンピッチでサーチ
・『ポットベリー』:ボトム中心のリフト&フォール
・『カエリ』:イワシ付き魚がいるケースでの特効ジグ
といった使い分けが基本。
詳しくはこちらの記事を参照ください!
ロッドはそのまま、ジグを替えるだけで釣りの質を一変できるのがポイントです。
■重めのジグを持っておく理由
S.L.Jといっても、近年はディープエリアを釣るケースも増えています。
そのため大橋は
・『カエリ』:〜210g
・『ポットベリー』:〜200g
を“保険”として必ず持参。

水深への対応、そして魚が反応するフォールスピードに合わせることが目的です。
準備の幅がそのまま対応力になるというわけですね。
その場合は『プロパゲートBLX1+』または『サテル63L』を用いるとのこと(リールはそのまま)。
■4本フックで掛けにいく
フックセッティングは
#2/0 × フロント2本+リア2本の計4本が基本。

・ジグの姿勢を水平にする
・絡みつくようなバイトへの対応
・多魚種への適応力
上記をふまえたセッティングです。

さらに、
・シャクリ上げ中 → フロントフックがジグの真ん中に

・フォール中 → 4本のフックがジグの上に

多方向からアタってもフックが掛かるようになっています。
■今年は&beatで楽しみ尽くそう!
ロッドの使い分け、ジグの選択——
そのすべてが釣果に直結するのがS.L.Jの面白さ。
釣りやすさと結果、その両方を突き詰めた&beatアイテムで、
今シーズンのS.L.Jをさらに深く楽しんでみてください。
