ISSEIでは「オンラインショップ」を展開しており、ここでしか購入できないアイテムをいろいろと取り揃えております。
たとえば季節にちなんだアパレルに、『リコリス』『ネコシャフト』といった限定生産のロッド、『浜ミノー』などレアなルアーまで多彩です。
また「毎月１日になにかやる！」でおなじみの「壱乃日」もおかげさまで好評をいただいております。
そんな魅力的なラインナップの中でひっそりと売れ続けているアイテムがあります。
TGとはタングステンの略。
そう、売れているのは『ネコメタル』のタングステンモデルなのです。
現在のオンラインショップで取り扱っているラインナップは「100g」と「150g」の２ウエイト。
オフショアでのライトジギングにちょうどいいウエイトです。
タングステンの特徴はご存じの方も多いでしょう。
「高硬度」「高比重」であることです。
釣りにおいて有効となるのは比重。
鉛に比べて約1.7倍も重いのです。
たとえば100gの鉛製ジグとタングステン製ジグであれば、後者の体積が断然小さく沈むスピードが速くなります。
このため重さ的には100gがちょうどいいフィールドや場面でも、ベイトが小さければ、シルエットが小さいタングステンジグに軍配が上がることがあります。
そんなタングステンの効果を知ることができる過去の村上氏の釣行をご紹介しましょう。
【沖堤防でのキャスティングゲームで価値ある１匹を手に】
その日は沖堤防で青物を狙っていました。
『ネコメタル』50g や『ネコメタルTG』50gそのほかにもいろいろなジグを持参。
しかし全体的に魚の活性が悪く、なにを投げても反応なし。
周囲ではオキアミボイルをエサにしたカゴ釣りを楽しむ方もたくさんいましたが、誰ひとりアタリがありませんでした。
悪い日に来てしまった…。
そう感じるISSEITIMES編集部スタッフの不安をよそに黙々と『ネコメタル』50gを投げ続ける村上氏。しばらくして『ネコメタルTG』50gにチェンジしました。
「なんとなくベイトが思ってたよりも小さいのかと思って」
理由はいつもの「なんとなく」でしたが、これが転機に。
TG50gにスマガツオがヒットし、メタルジグよりも小さな魚を吐き出しました。
カンが見事的中。
これでイメージが湧いたのか『ネコメタルTG』50gで遠投し、沖から手前へとアクションを抑え気味に誘っていくと値千金のアタリ！
食ってきたのはヒラマサでした。
エサでも釣れないなか、メタルジグでこの日の沖堤防で初となるヒラマサを引き出したのでした。
『ネコメタルTG』のシルエットの小ささ、沈下スピードの速さがなければこのヒットは得られなかったかもしれません。
タングステンの効果をまざまざと知った釣行でした。
【”使い比分け”ではなく”使い比べ”】
話を戻して…。
タングステンの効果は絶大と感じつつも、毎回タングステンに軍配が上がるのかと言われると、そうでもなかったりします。
逆にタングステンから鉛にしたから釣れたということも多々あるのです。
村上氏はこう考えています。
「その場で使い比べてみないとわからない。だからいつもいろいろ持っていく」
”こんなときはこれ”と決めつけるのではなく、“どれがいいのか”を試す。
だからいつも村上氏は「使い分け」とは言わず「使い比べ」と言っているのでしょう。
この発想がワンチャンスを掴むことにつながるのではないでしょうか。
『ネコメタル』と『ネコメタルTG』。ぜひ使い比べてみてください！
