海太郎のメタルジグは『ネコメタル』からはじまりました。

このジグは“誰でも釣れる、使いやすい”をコンセプトに誕生したもので、ショアでもオフショアでも活躍し、ウエイトラインナップも1.2gから460gまで20種類とほかに類をみません。

この『ネコメタル』をベースに派生モデルも誕生しました。
タングステン素材の『ネコメタルTG』(ISSEIオンラインショップで100gと150gの2ウエイト限定販売中)

ロングタイプの『ネコメタルロング』

キャスティング特化タイプの『SSジグ』

これらに連なる形で今期登場となったが『ネコメタルTG KOTUBU(こつぶ)』(ISSEIオンラインショップ限定販売)です。




タングステンモデル第2弾で、コンセプトは「ちっちゃいのに超スゴいヤツ」。
これだけだと、なんだかよくわかりませんね(笑)。
本記事でその超スゴさをご紹介しましょう!
【タングステンの特徴】
「タングステンはよく釣れる」とよく聞きますよね。
なぜなのか?
ご存知の方も多いと思いますが、知らないという方もいらっしゃると思うので、ちょっとだけご紹介しましょう。
タングステンは鉛より比重が高いです。
鉛が約11.3に対してタングステンが約19.3。
その差は約1.7倍です。
鉛、タングステンで同じ重さのジグを比較するとタングステンはサイズが圧倒的に小さくなります。
「小さくて重い」
これが特徴で、釣果に直結する理由は下記とされています。
・シルエットが小さいので小さいベイトを食べているときに強い
・小さいのでスレた魚に見切られにくい
・フォールスピードが速いのでリアクションで食わせられる
・潮の抵抗が抑えられるので狙ったレンジを正確に攻められる
これを『ネコメタル』の形で実現したのが『ネコメタルTG』というわけです。

そこから『ネコメタルTG KOTUBU』へとつながっていくわけですが、この2つの違いはどこにあるのでしょうか?
【動かないのに釣れる?】
2つの違いは「アクション」。
『ネコメタルTG』が水を切ってキレのあるアクションで誘って食わせるタングステンジグなら、この『ネコメタルTG KOTUBU』はあまり動かないのになぜか釣れてしまうタングステンジグです。
『ネコメタルTG KOTUBU』は『ネコメタル』の縦横比率をそのままに縮小し、厚みだけ倍近い太さに設定しています。

ころんとした小粒なボディとタングステンの高比重によってすばやく狙いのレンジにジグを到達します。
また、シルエットが小さいものの、重さによる水押しが非常に強く、これが魚へのアピールとなって思わず口を使わせます。
小さいけど海中でしっかり存在感を発揮してくれるというわけです。
この小ささと重さが魚探の反応が薄い、潮が動かないなど、いわゆる「渋い」ときにバイトを引き出す一手となってくれます。
たとえばアシストフックをセットして、ボトムから20cm前後の幅でリフトアップ。
5、6回誘ってステイまたはフォールを繰り返すアクションはボトムの魚へとても効果的です。
アマダイにも強い模様。

ブレードをつけてのブレードゲームにも対応してくれます。
小粒ボディのおかげでブレードへの水当りがよく、そのおかげで動きのキレがアップ。
アピール力も大幅アップでターゲットを強く引きつけます。

このかわいい姿からは想像できない実釣力と喰わせ力。
ゲームバリエーション、ターゲットの可能性を広げてくれる新たなる『ネコメタル』、それが『ネコメタルTG KOTUBU』です。
