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釣果を分ける些細で大きな違い ワームの「サイズ」 と「カラー」 ライトゲーム編

数年前の広島でのアジングで村上氏が見せてくれたワームのサイズとカラーの大切さがわかるエピソードをご紹介しよう。

その日は常夜灯の明かりが際立った波止で釣りを開始した。

海面を明かりが照らしているが、前日に雨が降っており濁り気味だった。

強い明かりといえど、どの深さまで届いているかはなんともつかみにくい。

村上氏は『レベリングヘッド』1.5gに『スパテラ』2インチの「アジンググリーン」をセットしてキャスト。まずはボトムまでフォールと思いきや、さほど沈んでないレンジでアジをヒットさせた。

1投目から釣れると爆釣を予感させるが、その後はアタリが途絶えることも多い。この日はどっちだ?

「お〜、おった。まあまあのアジやね〜」

ちなみにこの釣行は2020年の夏。スパテラに「アジンググリーン」「活白」「うまシロエビ」3色が追加された年でもあった

サイズは20㎝ほど。同サイズが連続で釣れる! これは今回の釣果はすごいことになる! そう思ったのも束の間、4匹追加したところでアタリがピタッと止まってしまった。

村上氏はレンジを広く探り、ルアーアクションもいろいろ試してみるが、アジのアタリは散発的。

「もっとアジがおる感じはするんやけどね。なんかが足りんのやろうな〜」

アジの気配は感じるそうな。

さて、足りない「なんか」は何だろう?

村上氏はワームのカラーをローテーション。すると「うまシロエビ」にアタリが集中。しかもほかのカラーではアタリが遠のいてしまうと不思議な状況。

グロー系がいいのか? そこでカラーはそのままに『スパテラ』を2.5インチにサイズアップ。グローの発光、2.5インチの水押しの強さでアジに見つけてもらいやすくしてみたが、アタリは遠のいたまま。

「逆か?」

村上氏はジグヘッドを『レベリングヘッド 小鈎』1.25gに替えて、『スパテラ』はカラーはそのまま1.5インチに小さくしてみた。するとアタリが復活!

「アジの群れが回ってきただけかもね」

検証のため『レベリングヘッド』1.5gと『スパテラ』2.5インチに元に戻すとアタリが遠のく。

「濁ってても小さいほうがよく食うんやな。エサが小さいんやろうか? 沈むスピードの違いかな?」

「うまシロエビ」がとにかく強かった。ワームのカラーは豊富なほうがいい

結果的に『レベリングヘッド 小鈎』1.25g『スパテラ』を2インチがもっともアタリが多いことがわかった。そして一番釣れたカラーは「うまシロエビ」。アタリも明確でこのコンビだとカーブフォール中にアジが引ったくっていくのだ。村上氏の読みどおり、アジはたくさんいたというわけ。

村上氏の手元にはローテするため複数のワームが用意されてあった

ジグヘッドの重さ、フックサイズ、ワームのサイズとカラーの組み合わせを試すことの大切さを学んだ夜となった。

釣る楽しみと食べる楽しみを両方味わった釣行なのでした
こちらも小鈎が大活躍! 人にとってちょっとした違いでも魚には大きな違いなのだ
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