村上晴彦氏が創り出したこのジグヘッドは、『海太郎 ハネエビ』1.5インチと組みわせることで、誰でも簡単にキレキレのワイドダートアクションが生み出すことができる。
その秘訣は水切れのいいヘッド形状と、その力を最大限に引き出すラインアイの位置バランスにある。
「ワームのセット方法にちょっとコツが必要なんですけど、それができれば誰でもロッドをチョンッとシャクるだけで気持ちよくダートしてくれます」
『海太郎 ハネエビヘッド太軸金鈎』(以下:ハネエビヘッド)のラインナップは2g、3g、5gの3種。ウエイトが違っていても3種とも同じアクションになるように設計されている。
「ハネエビヘッドは最初に造ったのが3gだったんですよ。3gならそれなりに遠投できるし、少々深い場所でも、流れがある場所にも対応できるんです。でも使っていくと、やっぱりもうちょっと軽いのと、もうちょっと重いのが欲しくなって、2gと5gを造りました」
ウエイトを増減させるにあたって、村上氏がもっとも気を遣ったのは、ウエイトが違ってもアクションが変わらないことだった。
「重さが変わって動きのキレも変わったら、それはもうハネエビじゃないですからね。だから3種ともで同じようにキレのあるダートアクションが生み出せるように設計したんです」
コツはウエイトの増減のさせ方だった。3ウエイトを並べてみると、水を切る独特のヘッドの形状はほぼ同じであることがわかる。
違いは底面部。2gは3gよりフラットにし、5gは3gよりもボリュームを持たせてある。この部分でウエイトを増減させることにより、ヘッド形状を変えず、3ウエイトともキレキレのダートアクションを実現することができた。
このアクションをそのままに、マイクロ化させたのが『海太郎 マイクロハネエビヘッド小鈎』、サイズアップさせたのが『海太郎 デカハネエビセット』というわけだ。
「納得のいく大小のハネエビがそろいました。ダートアクションって、いろんな魚に口を使わせるスイッチを入れさせることができるんですよ」
村上晴彦入魂のハネエビヘッド。キレキレダートアクションをぜひ体感してみよう!