秋の気配がどんどん近づいています。
海も少しずつ変わっている様子。
釣魚が多いこの時期、村上も忙しさを増します。
さっそく「ショアジギング」へ出かけて釣果を得たそうです。
今回の釣行ではロッド2タックル携行。
1本は発売に向けて順調に仕上がっている、ISSEI初の本格ショアジギングロッド『ピケロス』。
もう1本はおなじみ『遠投2-83』こと『海太郎 「碧」IUS-83L/LG-Entoh2』。

それぞれ対応するジグのウエイトが違うので、重めのジグなら『ピケロス』で、軽めのジグなら『遠投2-83』と思いそうですが、同じウエイトのジグをあえて使うこともあります。
ロッドのパワーが違うのでたとえばそれぞれで『SSジグ』30gをシャクっても海中ではその動きがまったく異なります。
当然パワーがある『ピケロス』はキビキビと動かすことができ、『遠投2-83』はゆったりとした動きになります。

魚に同じジグを”違うもの”として見せることができるわけです。
このアクション差が効果的なことも多々あります。
これはジグにも似たことがいえます。
たとえば『ネコメタル』30gと『SSジグ』30gを『ピケロス』を用いて同じ距離に投げて同じ力でシャクった場合、その動きは異なります。
『ネコメタル』と『SSジグ』を比べると『SSジグ』のほうが細身なので『ネコメタル』よりも水を切って進みます。


よく動くジグのほうが魚の反応を引き出せる場合もあれば、逆に動きを抑えたジグのほうがよかったりすることもあります。


大切なのは、その日、その場の魚に聞いてみること。
アングラーが思ってもないパターンに反応が出ることもあります。
こういったところが釣りのおもしろさですね。
ロッド、ジグを駆使して秋の海を遊びましょう!