数年前のデイアジングでのこと。
その日は風が強く、風裏に行っても回り込んでくる風があった。
ジグヘッドリグなら2gまでに抑えたいアジングにおいて風は大敵。ラインをフケさせて狙いのコース、レンジへうまくジグヘッドリグを送り込めないし、フォールスピードも変えてしまう、なによりアタリが非常に取りにくくなる。
そんな中、村上氏はポンポンとアジを釣っていく。どうやってアタリをとっているのだろうか? 海の中が見えているのだろうか?
「これ? だいだいでアワせてるんですよ」(笑)
なんでもアジの活性が高く、浅いレンジで食ってくれるのだという。
「1.5gの『レベリングヘッドと『スパテラ』2インチをキャストして、カウント3でアワせるアジが掛かってるんですよ」
風があるときでも爆釣する人とそうでない人の差はこんなところにあるのかもしれない。
冬は風が吹く日が多い。そんなときの打開策として「だいたいアワセ」を試してみよう。