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【待望のシーズンイン】 今年こそチャレンジしたいあなたのための『ISSEI海太郎的「船イカ」講座』 Vol.05 「オモリグの釣り方と出しどころ」

今回はオモリグをどう操ればいいか、どういった場面で登場させるのがいいのかご紹介しましょう。

【オモリグのアクションはシンプル】

オモリグはイカメタルと違って、ケンサキイカに抱かせる対象物(イカメタルの場合メタルスッテ)を動かすのではなく、オモリ(シンカー)を動かして、エギを追従させてナチュラルに漂わせて誘います。

抱かせる対象物を直接操るのがイカメタル
オモリを介してエギを漂わせて抱かせるのがオモリグ

オモリは基本的に直下に沈めたら上方向、キャストした場合は斜め上方向へ動かすことになります。

イカメタル同様、いろんな誘いのアクションがありますが最初はシンプルなアクションから挑んでみましょう。

基本はワンピッチジャーク2、3回を行ってステイ。

このアクションを身につけてアレンジをくわえていこう

まずはこの繰り返しです。

ここにアクションの大小、強弱といった変化つけたり、たまに大きくロッドをあおってフォールさせてみるなどメリハリを与えるなど、アレンジをくわえてみましょう。

エギやスッテ(エサ巻きスッテはエサの交換)をローテしたり、カラーを変えることも重要です。

オモリグにも使えるのが『キビ仔』2.5号(2号も混じっています)。2025年は新色も追加されます
これも有効なエサ巻きスッテ。もちろん海太郎製品にもあります。NEWアイテムの『海太郎 キビ仔 餌巻きブースト2.8号』。エサがきれいに収まる独自構造です
2026年にオモリグ専用の『オモリグキビ仔』も登場!

狙うレンジは、最初はボトム付近を探って、だんだんレンジを上げていきましょう。

ヒットするレンジがつかめたら、次からはヒットレンジの少し下から誘い上げると効率的です。

【常にアタっていると思いましょう】

オモリグはオモリとエギが離れているので、エギが流されてリーダーが張っているときは竿先が引っ張られるわかりやすいアタリが出ます。

理想的なアタリ。毎回こうならいいですが、そうもいかないのが自然相手の釣りです

一方、潮が緩く、リーダーがうまく張れていないときは、イカがエギ(スッテ)をがっつり抱いていても手元はおろか竿先にもその振動が伝わりません。

シャクったら乗ってたときはこんな状態。毎回アワせる気持ちでいましょう

「シャクったらイカが乗っていた」

アタリがないのに乗っていたパターン

オモリグではよくある現象です。

もしイカメタルのように曲がっていた竿先が「フッ」と軽くなるアタリが出るなら、それはイカがオモリを抱いて泳ぎ上がったと考えられます(これもオモリグでよくある現象です)。

とにもかくにも引っ張られるようなアタリがあったら即座にアワせる。

オモリの重みでティップが曲がる。アタリ集中すべし!

妙な違和感を覚えたらこれも即座にアワせる。

アタリがなくても定期的に誘いもかねてアワせてみる。

イカがエギにちょっかいをかけているかも? と意識しておきましょう。

【気をつけるべきオモリグのトラブル】

オモリグをやっているときに起こるトラブルでもっとも多いのが「エギ(スッテ)が道糸に絡む」です。

これはエギとオモリの距離が沈むときに近いと起こりやすくなります。

オモリグはオモリが先行して沈下。エギが追従します。

オモリとエギの距離が離れているときれいな「V字」で沈んでいきますが、2つの距離が近いと「I字」に近い形で沈んでしまうのでエギ本体やフックが道糸に絡んでしまいます。

こうなるとケンサキイカがどんなに高活性でも釣れなくなります。

直下に沈めるときは、オモリとエギをしっかり離して沈めるようにしましょう。

キャストするときはオモリが着水したらちょっとだけ引っ張ってオモリとエギを離してあげましょう。

ちょっと気をつけるだけで絡みのトラブルを抑えることができます。

「からまない」ことにこだわって村上晴彦氏が組み上げた仕掛けがベースになっています。リーダーの長さが2タイプあります
仕掛け展開図。オモリに「ヌケガケロケット」を使うとさらにバランスがよくなります

【ベイトタックルorスピニングタックル】

直下に沈めるならベイトタックルがおすすめです。

カウンター付きのリールを使えば、レンジをきっちりつかむことができます。

キャストするならスピニングタックル。

広く探ることができ、オモリグの特性が活かせます。

キャスト時に注意しなければならないのは同船者とのラインの絡み「オマツリ」です。

潮の流れ方や使うオモリの重さ、投げ場合はその方向もしっかり確認してからまないよう注意しましょう。

これは村上氏のある日のイカメタルタックル。ベイトとスピニングの2タックルを必ず用意

【こんなときにオモリグ】

現在はイカメタルとオモリグを併用するスタイルが一般的です。

好きなほうで楽しむことが一番ですが「使いどころ」は知っておきたところ。

最後にオモリグが有効となる場面をご紹介します。

①波があるとき
船が揺れるとアングラーがじっとしていても竿が上下します。このときイカメタルだとその上下の動きの影響を受けてリグを安定させにくくなります。こんなときオモリグなら、リーダーの長さによってある程度揺れてもエギを安定させやすくなります。

船の揺れでリグが竿が上下するときにイカメタルで釣れないならオモリグを投じてみましょう

②潮流が速いとき
潮流があるとエギが流れを受けて綺麗に泳ぎます。リーダーにも張りができてアタリがとりやすくなります。けっこう速い潮流でもオモリを重くすることで対応できつつもエギそのものは軽いままでいいのがメリットになります。

オモリを重くしても海中でのエギは軽くても小さくてもOK。これがオモリグのメリット

③大型ケンサキイカを狙うとき
ケンサキイカは大型になると、キビキビしたアクションよりも潮に漂うような緩やかな動きのものを好むとされています。またボトムに貼り付くことも多く、そういったシチュエーションに対応しやすいのがオモリグです。

ボトムから浮かない大型もオモリグなら狙いやすい

考え方としてはイカメタルより釣れるリグではなく、イカメタルのできないことをカバーするといったところです。

船イカに精通する、ISSEIフィールドスタッフ・西川敬介氏がオモリグの有効性を解説!

ISSEI海太郎的船イカ釣り
1. 【待望のシーズンイン】 今年こそチャレンジしたいあなたのための『ISSEI海太郎的「船イカ」講座』 Vol.01 「船イカってどんな釣り?」
2. 【待望のシーズンイン】 今年こそチャレンジしたいあなたのための『ISSEI海太郎的「船イカ」講座』 Vol.02 「まずはイカメタルから」
3. 【待望のシーズンイン】 今年こそチャレンジしたいあなたのための『ISSEI海太郎的「船イカ」講座』 Vol.03 「イカメタルの釣り方」
4. 【待望のシーズンイン】 今年こそチャレンジしたいあなたのための『ISSEI海太郎的「船イカ」講座』 Vol.04 「オモリグを学ぼう」
5. 【待望のシーズンイン】 今年こそチャレンジしたいあなたのための『ISSEI海太郎的「船イカ」講座』 Vol.05 「オモリグの釣り方と出しどころ」
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